資産運用とは
自分が持っている資産(現金や不動産など)を貯蓄や投資に回し、働かせて資産を増やすことをいいます。
「老後の資金が心配」「銀行に預金をしていても金利が低い」と資産運用に興味がある方も多いでしょう。
そこで今回は大きなリスクを負ってお金を増やすことよりも、できる限りリスクを減らしてお金を「守る」、資産運用する際のポイントや注意点を投資初心者に向けて解説していきます。
資産運用で気をつけること
①資産運用の目的を明確にする
はじめに資産運用を始める目的を考えましょう。「なんとなくお金を増やしたい」と目的が明確じゃなければ投資を成功させていくのは難しいでしょう。
運用方針が定まれば利用する投資商品も明確になります。
②余剰資金でトライする
まずは保有する金融資産のうちのいくらを投資にまわすかを考え、続いてキャッシュフロー(現在の資産状況や今後の収支の予定)を考慮して積立金額を決めます。
資産運用に生活資金を投資に回してしまうと、資金に余裕が無くなると冷静な判断ができなくなります。金銭的にも精神的にも余裕を持つためにしっかりと計画を立てましょう。
③短期的に考えない
投資は基本的に長期間で見たほうがリスクも低く着実に利益を得ることができます。
すぐに大きく増やすことを考えるより少しずつ時間をかけて資産を成長させていくことが重要です。
④元本割れの可能性がある
元本割れとは投資した金額よりも金融商品の価値が低くなることです。
投資商品は景気、経済の流れによって価格が変動します。
リーマンショックやコロナショックのように、突然市場を大きく揺さぶる出来事で価格が暴落することがあります。
⑤投資先を分散させる
投資に回す資金の全てを一つの投資先に置いてしまうとリスクが高くなってしまいます。
株式を購入するとして、Aに500万円を投資する場合とAとBに250万円ずつ投資する場合では、後者のほうが失敗しにくい方法といえます。資産を分散することで暴落した時のリスクも分散できます。
資産運用で大切なのは投資先や投資時期を分散させることです。
⑥自分に合った投資スタイルを選ぶ
長期保有なのか積み立てなのか自分の資金やライフスタイルと相談して投資スタイルを選びましょう。株式・不動産・仮想通貨・FX(外国為替証拠金取引)など様々な投資先から何を選ぶのかじっくり考えましょう。

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