近年、働き方が多様化し副業に注目が集まっています。
副業が会社にバレる理由
◎副収入による住民税の額の変化
副業による所得が20万円を超えている人は、原則として確定申告をする必要があります。そして会社に副業がバレてしまうケースの多くはこの確定申告によります
確定申告をすると会社で支払われる給与と合算されて、翌年の住民税に反映され、会社の住民税がズレてしまうため会社に副業を知られる可能性があります。
副業の収入を会社に知られたくない場合には、副業の確定申告や住民税の申告をする際に、確定申告書の「住民税に間する事項」の欄で「自分で納付」を選択します。
こうすることで副業による収入(雑所得)に関する住民税の通知が自宅に届くことになるので、天引きされるはずの特別徴収を普通徴収で自分で納付する方法があります。
しかし、わざわざ自分で確定申告することで会社側に不審に思われる可能性があること、自治体によっては出来ないケースがあります。

◎社内の噂、SNSから副業がバレる
副業を会社に知られたくないのなら、会社の同僚に副業の話をしないようにしましょう。
副業が上手くいっていたりやりがいを感じているとついつい人に話したくなってしまいます。
社内で噂話が回ったり、飲み会などの席で話題になってしまったりと上司に知られ問題になってしまうケースもあります。
またSNSの利用方法に注意することも大切です。会社の同僚と繋がっているアカウントで副業やお金の話からばれてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

副業がバレるとどうなるの?
就業規則に副業禁止または許可制の記載があるのに違反した場合には始末書の提出を求められたり、何らかの懲戒処分を受けるケースもあります。
最近では働き方の改革やコロナ禍などもあり、副業OKという会社も増えています。副業したいなら副業可能な会社に転職するのも手です。
